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社会保険労務士(社労士)がお客様の声を集める方法

社労士のサービスは形がなく、契約してみるまで「実際どう助かるのか」が見えにくい仕事です。だからこそ、顧問先を探す経営者は「労務トラブルを任せられるか」「対応は速いか」「親身に動いてくれるか」を、誰かの体験談から推し量ろうとします。手続き代行や助成金の採択、就業規則の整備といった具体的な成果を、第三者である依頼者の言葉で語ってもらう——それが新規相談や顧問契約の決め手になります。この記事では、守秘義務と顧問先の事情に配慮しながら社労士が顧問先・依頼者の声を集める方法を、依頼文例つきで解説します。


なぜ社労士こそ顧問先の声で選ばれるのか

労務は経営の根幹に関わるのに、外からは成果が見えづらい領域です。経営者が顧問先を選ぶとき、判断材料にするのは先に依頼した人の安心感——「未払い残業の相談に親身に乗ってくれた」「助成金の申請を任せきりで採択された」「急なトラブルにすぐ動いてくれた」といった声です。資格や経歴は他の事務所と横並びに見えがちですが、第三者の体験談は真似できません。無形のサービスだからこそ、満足した依頼者の一言が、ホームページの文章を磨く何倍もの信頼を生みます。

語ってもらいたいのは、抽象的な満足ではなく具体的な成果と対応です。助成金、就業規則の整備、労務トラブルの解決、手続き代行のスピード——何がどう助かったかが伝わる声ほど、検討中の経営者が「自社でも頼めそうだ」と想像できます。

1手続き完了・助成金採択・就業規則整備の節目でお願いする

声をもらう最良のタイミングは、依頼者が「助かった」と実感した直後です。社労士の仕事には、その瞬間がはっきり訪れます。

  • 助成金が採択され、入金まで完了したとき
  • 就業規則や賃金規程の整備・改定が一段落したとき
  • 労務トラブルや調査対応が無事に収束したとき
  • 入退社の手続き代行をスムーズに終えたとき

こうした節目に「今後のご検討者の参考に、一言いただけませんか」とお願いすると、熱量の高いうちに具体的な声が集まります。タイミングを逃して後日まとめて追うと、忙しい経営者ほど書いてもらえません。

2課題解決や対応を引き出す質問を設計する

「満足しましたか」と聞くだけでは、当たり障りのない感想で終わります。社労士の強みが伝わる声は、次のような質問から生まれます:

  • ご依頼前は、どんな労務の課題や不安を抱えていましたか?
  • 実際に依頼して、どう解決・改善しましたか?(できれば具体的な成果で)
  • 対応のスピードや相談のしやすさはいかがでしたか?
  • どんな経営者・会社におすすめしたいですか?
「依頼前の困りごと → 依頼後にどう変わったか」のビフォーアフター型で聞くのがコツです。「就業規則が古いままで不安だった → 法改正に沿って整えてもらい安心できた」のように、課題と解決がセットになった声は、同じ悩みを持つ経営者に強く響きます。

3守秘に配慮し、匿名・業種規模のみで掲載する

社労士は依頼者の機微な労務情報を扱う立場です。声を載せるときも、顧問先の事情への配慮が欠かせません。掲載は、本人が特定されない形を基本にします。

  • 社名は伏せ、「製造業・従業員30名」のように業種と従業員規模だけ示す
  • 担当者名はイニシャル(例: A様、M様)にとどめる
  • トラブル内容は、相手や時期が割れない程度に丸めて記載する

そして掲載前には必ず本人確認を取りましょう。フォームに「掲載してよいか」「表示名(イニシャル可)」のチェック項目を用意し、最終的な文面も依頼者に見てもらってから公開すれば、守秘義務との両立が図れます。

誇大な成果保証はNGです。「必ず助成金が採択されます」「労務トラブルがゼロになります」といった断定は、事実と異なれば信用を損ない、依頼者にも誤解を与えます。声を載せる際も「採択された」という事実は書けても、「誰でも採択される」と読める表現は避けてください。

4集めた声を相談導線のそばに載せる

集めた声は、ホームページの「助成金サポート」「顧問契約」「無料相談」といったページのすぐ近くに置くと、新規相談につながります。業種・規模つきのカードで並べ、課題解決の事例として見せましょう。法人向けには、より詳しい導入事例として1社1ページにまとめると、BtoBの検討にも強く効きます。新しい声が増えるたびに自動でサイトに表示される仕組みにしておけば、更新の手間もかかりません。

そのまま使える依頼文例

案件完了時のメール(助成金採択・規則整備など)
このたびは、無事に手続きが完了し何よりでした。

つきましては、今後ご検討される経営者の方の参考に、
差し支えない範囲でご感想をいただけませんでしょうか。
(1〜2分・スマホでご回答いただけます)

👉 https://example.com/f/your-form

掲載は社名を伏せ、「業種・従業員規模」と
イニシャルのみとさせていただきます。
公開前に文面をご確認いただいてから掲載いたしますので、
ご安心ください。
顧問先への定期フォロー時のひとこと
いつも顧問契約をいただきありがとうございます。

差し支えなければ、これまでのご依頼の中で
「助かった」と感じていただけた点を、
ひとことお聞かせいただけますと幸いです。

👉 https://example.com/f/your-form

「ご依頼前のお困りごと」「依頼後にどう変わったか」
「相談のしやすさ」を一言ずつで構いません。
掲載は匿名(業種・規模のみ)で、事前にご確認いただきます。

よくある質問

Q. 守秘義務があるのに、顧問先の声を載せて大丈夫ですか?

本人の同意を得たうえで、特定されない形にすれば問題ありません。社名は伏せて業種と従業員規模だけにし、担当者名はイニシャルに、トラブル内容は相手や時期が割れない程度に丸めます。フォームに掲載可否と表示名のチェックを設け、公開前に文面を依頼者へ確認してもらえば、守秘義務と両立しながら安心して掲載できます。逆に、同意のない掲載や社名が推測できる書き方は避けてください。

Q. どんな声が、新規相談や顧問契約につながりますか?

抽象的な「満足しました」より、課題解決の過程が見える声です。「依頼前の困りごと → 依頼後にどう変わったか」をビフォーアフターで語ってもらい、助成金の採択、就業規則の整備、トラブルの収束、手続きのスピードといった具体的な成果に触れてもらいましょう。同じ悩みを持つ経営者が「自社でも頼めそうだ」と想像できる声ほど、相談の問い合わせにつながります。

まとめ

社労士のサービスは無形で実績が見えにくいからこそ、第三者である依頼者の声が信頼の決め手になります。手続き完了・助成金採択・規則整備といった節目に、課題解決と対応を引き出す質問でお願いし、社名は伏せて業種・規模とイニシャルだけで——守秘に配慮して掲載する。誇大な成果保証は避け、事実をそのまま語ってもらう。この積み重ねが、新規相談と顧問契約を静かに後押ししてくれます。

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