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税理士・士業が「お客様の声」を集める方法

税理士や行政書士などの士業選びで、依頼者が最後に見ているのは「信頼できるか」「相性が合うか」「相談しやすいか」です。専門知識があるのは大前提。そのうえで、対応の丁寧さや説明の分かりやすさ、レスポンスの早さが「声」として伝わると、新規相談に強く効きます。この記事では、守秘・匿名への配慮を踏まえた士業ならではの声の集め方を、依頼文例やよくある疑問とあわせて解説します。


なぜ士業こそ「声」で選ばれるのか

税理士や行政書士は、外から見ると違いが分かりにくい仕事です。資格も料金も似ていて、実際に依頼するまで「人柄」や「仕事の進め方」が見えません。だからこそ依頼者は、料金表よりも「同じ立場の人が、頼んでどう変わったか」を知りたがります。とくに「質問に丁寧に答えてくれた」「専門用語を噛み砕いて説明してくれた」「連絡が早くて安心した」といった声は、専門性そのものよりも“相談しやすさ”を伝え、初めて士業に依頼する人の不安を解いてくれます。

1案件完了・更新のタイミングでお願いする

声を依頼するベストタイミングは、満足度が高まった瞬間です。士業なら確定申告が終わった直後、顧問契約の更新時、許認可や登記などの案件が完了した時が狙い目。「無事に終わってホッとした」という気持ちが残っているうちにお願いすると、前向きな声が集まりやすくなります。閑散期にまとめて依頼するより、節目ごとに一言添えるほうが自然です。

メールやチャットワークでのやり取りが多い士業は、案件完了の連絡に回答リンクを添えるだけで負担なく集められます。

2変化が伝わる質問にする

士業では、次の3問が信頼につながる声を引き出します:

  • ご依頼の前は、どんなことにお困り・不安でしたか?
  • ご依頼いただいて、どのように解決・改善しましたか?
  • 同じように迷っている方へ、ひとことお願いします
「税務署とのやり取りが不安だった」「自分でやって時間を取られていた」など、依頼前の悩みが具体的に入ると、同じ悩みを持つ見込み客に刺さります。「質問しやすかった」「説明が分かりやすかった」といった対応への評価も忘れずに引き出しましょう。

3社名・個人名を出さない配慮を用意する

士業の顧客は守秘意識が高く、社名や個人名を表に出すことを嫌がるケースが大半です。最初から「製造業・A社様」「個人事業主・40代」「相続のご依頼・ご遺族様」のように、業種や属性だけで表示する選択肢を用意しておきましょう。「お名前は出しません」と先に伝えるだけで、協力のハードルが大きく下がります。匿名でも、業種と悩みが具体的なら十分に説得力のある声になります。

4集めた声を事務所サイトに載せる

集めた声は、料金ページや「お問い合わせ」ボタンの近くに置くと相談につながります。「法人のお客様の声」「個人のお客様の声」のように分けて並べると、見込み客が自分に近い事例を見つけやすくなります。新しい声が増えるたびに自動で表示される仕組みにしておけば、更新の手間もかからず、常に最新の信頼材料を見せられます。

そのまま使える依頼文例

案件完了後のメール(丁寧め)
〇〇様

このたびは当事務所にご依頼いただき、誠にありがとうございました。
無事に対応を終えることができ、安心しております。

もしよろしければ、今後ご依頼を検討される方の参考に、
短いご感想をお寄せいただけますと幸いです(1〜2分・スマホで入力できます)。

▼ご回答フォーム
https://example.com/f/your-form

掲載にあたっては、社名・お名前を伏せ、
「業種・属性」のみの表示も選んでいただけます。
ご無理のない範囲で結構ですので、ご検討いただけますと幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

よくある質問

Q. 顧問先が社名を出したがりません。

無理に出す必要はありません。「製造業・A社様」「個人事業主・40代」のように業種や属性だけの表示で十分効果があります。フォームで匿名表示を選べるようにし、依頼の段階で「お名前は伏せます」と伝えておくと、協力してもらいやすくなります。匿名でも、依頼前の悩みと解決の流れが具体的なら見込み客には強く響きます。

Q. 顧問先に声をお願いするのは気が引けます。

案件完了や申告後など、相手が満足している節目に「今後ご検討される方の参考に」と一言添えれば、押しつけにはなりません。回答は1〜2分で済むフォーム形式にし、「ご無理のない範囲で」と添えるのがコツ。日頃の感謝を伝える機会にもなり、関係を深めるきっかけになります。

まとめ

士業は「信頼・相性・相談しやすさ」で選ばれます。確定申告後や案件完了の節目に、依頼前の悩み→解決→おすすめの3問で声をいただき、社名は伏せて業種・属性で表示する配慮を添える。集めた声を法人・個人で分けてサイトに並べれば、専門性だけでは伝わらない“安心感”が、新規相談の後押しになってくれます。

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