集め方

LINE公式アカウントでお客様の声を集める方法

お客様の声を集めようとすると、つい「どこに告知するか」で手が止まりがちです。でも、すでに多くのお客様とつながっているチャネルを、あなたはもう持っているかもしれません。LINE公式アカウントです。来店・購入してくれた人が「友だち」になっていて、しかもスマホで日常的に開く—— これほど声集めと相性のよい場所はそうありません。この記事では、LINE公式アカウントの一般的な機能の範囲で、お客様の声を無理なく集めてサイトにも活かすまでの流れを解説します。


なぜLINEが声集めに向くのか

メールやSNS投稿と比べたとき、LINEには声集めにおいて3つの強みがあります。

  • 届く・開かれる——LINEのメッセージは、メールのように迷惑メールフォルダに埋もれにくく、通知も気づかれやすい。お願いごとがそもそも読まれるところから始められます。
  • 心理的なハードルが低い——友だち登録してくれた時点で、お客様はあなたのお店に好意的。普段使い慣れたLINEの画面から頼まれるので、「面倒くさそう」と身構えられにくいのが利点です。
  • スマホで完結する——お客様はスマホでLINEを開いています。そこからフォームを開いて、そのまま指で入力して送信—— PCを立ち上げる必要も、URLを打ち直す必要もありません。完結性の高さが回答率に効きます。

1配信やリッチメニューから“声を書くフォーム”へ誘導する

まず、お客様が声を書きに行ける入口を用意します。LINE公式アカウントには、一斉配信のメッセージにボタンやURLを添える方法と、トーク画面の下部に常設できるリッチメニューがあります。

リッチメニューに「ご感想を送る」といったボタンを1枠置き、回答フォームのURLに飛ばしておくと、思い立ったお客様がいつでも書きに来られます。一斉配信では、本文に「お客様の声を募集しています」と添えてフォームへのボタンを置くのが基本形。常設の入口(リッチメニュー)と、背中を押す配信(メッセージ)の両方を用意するのがコツです。

2依頼メッセージを送るベストタイミングを選ぶ

満足度がいちばん高いのは、体験した直後です。来店後・購入後のお礼(サンクス)の配信に、感想のお願いをそっと添えるのが自然で効果的。「ありがとうございました」というメッセージと一緒なら、お願いごとも押しつけがましくなりません。

すべての友だちに一斉送信できない内容でも、来店当日の夜や、商品が届くころを見計らって配信すると反応が変わります。日にちが経つほど熱量は冷めるので、お礼と感想依頼はワンセットで早めに、が鉄則です。

3回答フォームはLINEから開いてそのまま書けるものに

LINEのトーク画面でURLをタップすると、多くの場合アプリ内のブラウザでフォームが開きます。ここで大事なのは、スマホで開いてそのまま書ける、完全に日本語のフォームであること。海外製ツールの英語まじりの画面や、PC前提の細かいレイアウトだと、せっかくLINEで開いてくれたお客様がそこで離脱してしまいます。

設問は欲張らず、「よかった点」「おすすめしたい方」くらいに絞り、星評価+ひとことで送れる形にしておくと回答率が上がります。LINEから来た人は片手で操作していることが多いので、入力の手数を減らすほど集まります。

4集めた声を承認してサイトやリッチメニューにも載せる

届いた声は、掲載してよいものを選んで(承認して)公開します。自社サイトの「お客様の声」ページや予約導線のそばに星評価つきカードで並べるのが王道ですが、LINEならではの活かし方もあります。リッチメニューに「みんなの声」ボタンを1枠足して、声をまとめたページへ飛ばすのです。これから検討する友だちが、いつでも他のお客様の感想を見られるようになり、来店・購入の後押しになります。声が増えるたびに自動でページへ反映される仕組みにしておけば、更新の手間もかかりません。

LINEで集めるときの注意点

手軽なLINEだからこそ、つまずきやすいポイントが2つあります。

LINEのトーク内アンケート機能だけで集めると、回答はLINEの管理画面の中にたまるだけ。それを自社サイトに載せる・星評価つきのカードにする作業が、結局すべて手作業になってしまいます。集計し直してデザインに流し込む手間で、せっかくの声が公開されないまま眠りがちです。
フォームで受け取り、承認すればそのままサイトに表示される——という一気通貫の仕組みにしておくと、集めてから載せるまでが一本の流れになります。LINEは「集める入口」、表示は専用ツールに任せる、と役割分担するのがラクです。

もう1つは配信頻度です。声を集めたいあまり一斉配信を立て続けに送ると、お客様にブロックされて、せっかくのチャネルそのものを失いかねません。感想のお願いは、お礼の配信や定期のお知らせに添える形にして、それ単体で何度も送らないようにしましょう。常設のリッチメニューに入口を置いておけば、頻繁に配信しなくても書きたい人は書いてくれます。

そのまま使える依頼メッセージ文例

来店後・購入後のサンクス配信に添える一文
先日はご利用いただきありがとうございました!

よろしければ、これからご検討される方の参考に
ひとことご感想をいただけませんか?(30秒・スマホでOK)

▼こちらから(このまま書けます)
https://example.com/f/your-form

「よかった点」「おすすめしたい方」を
ひとことずつで大丈夫です。
リッチメニューのボタンに添える説明
💬 ご感想を送る
あなたの声が、次のお客様の参考になります。
星評価+ひとことだけでもうれしいです(スマホで完結)。

よくある質問

Q. LINEのアンケート機能だけではダメですか?

集めるだけならLINEのアンケート機能でも構いません。ただ、その回答をホームページに載せたり、星評価つきのカードにしたりする段になると、すべて手作業でのコピー・整形が必要になります。最初からフォームで受け取り、承認するとそのままサイトに表示される仕組みにしておくと、集めてから載せるまでが一本でつながり、声を公開しきれずに眠らせずに済みます。

Q. 感想をお願いする配信を送ると、ブロックされませんか?

感想依頼そのものを単体で何度も送ると、確かに嫌われやすくなります。おすすめは、来店後・購入後のお礼の配信に1行添える形にすること。お礼と一緒なら押しつけがましくならず、自然に書いてもらえます。あわせてリッチメニューに常設の入口を置いておけば、頻繁に配信しなくても、書きたいお客様がいつでも書きに来てくれます。

まとめ

LINE公式アカウントは、すでにお客様とつながっていて、届きやすく・開かれやすく・スマホで完結する——声集めにこれ以上ないチャネルです。リッチメニューと配信からフォームへ誘導し、来店後・購入後のお礼に感想依頼を添え、集めた声は承認してサイトやリッチメニューに載せる。アンケート機能だけで抱え込まず、フォーム+専用ツールで「集めて載せる」を一本につなげれば、眠っていた声がそのまま次のお客様の背中を押してくれます。

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