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似ているようで役割が違うサーチコンソールとアナリティクス

サイトの分析を始めると、必ず出てくるのがGoogleサーチコンソールGoogleアナリティクス(GA4)の2つ。どちらもGoogleの無料ツールで、名前も役割も似ているため「結局どっちを見ればいいの?」と迷いがちです。じつは両者は、見ている場所がはっきり分かれています。この記事では、その違いをひとことで言うとどうなるか、そしてなぜ両方を使うと強いのかを、初心者向けにやさしく解説します。


なぜ違いを知っておくべきか

違いをひとことで言うと、サーチコンソールは「検索結果での見え方」、アナリティクスは「サイトに来てからの動き」を見る道具です。検索という入り口を境に、外側を見るのがサーチコンソール、内側を見るのがアナリティクス、と覚えると整理しやすくなります。

この役割を取り違えると、「検索でどんな言葉から来たか知りたいのにアナリティクスばかり見て分からない」といった遠回りをしてしまいます。先に役割を押さえておけば、知りたいことに合わせて正しい画面を開けるようになります。

1サーチコンソールが見せてくれること

サーチコンソールは、あなたのサイトが検索結果でどう扱われているかを教えてくれます。代表的なのは次の情報です。

  • どんな検索ワードで表示・クリックされたか
  • 検索結果での平均の表示順位
  • クリック率(表示のうち何割が押されたか)
  • ページが検索に登録(インデックス)されているか

つまり、人がまだサイトに来る前——検索画面での出来事を扱うのがサーチコンソールです。

2アナリティクスが見せてくれること

一方のアナリティクスは、サイトに来てくれた人の動きを記録します。

  • 何人が訪れ、どのページがよく読まれたか
  • 検索・SNS・広告など、どこから来たか
  • どれくらい滞在し、どこで離れたか
  • 申し込みや問い合わせまで進んだか

検索ワードそのものはサーチコンソール側にあり、来てからの行動はアナリティクス側にある——この住み分けがポイントです。

3同じテーマを両方の目で見る

2つを組み合わせると、点が線になります。たとえばあるページについて、サーチコンソールで「どんな言葉でクリックされたか」を見て、アナリティクスで「来た人がその後どう動いたか」を見る、という流れです。

検索からよくクリックされているのに、来てからすぐ離れているページは、検索意図と中身がずれているサインかもしれません。入り口と出口を両方見ると、こうしたズレに気づけます。

4どちらから入れるか迷ったら

結論として、両方とも無料なので両方入れておくのが正解です。ただ、最初に効果を感じやすいのはアナリティクスのほうかもしれません。来訪者の数や人気ページがすぐ見えて、サイトの様子をつかみやすいからです。

検索からの集客を本格的に育てたいなら、サーチコンソールの重要度が上がります。「検索で何位くらいか」「どんな言葉で表示されているか」が分かると、書くべき記事や直すべきページが見えてきます。

よくある質問

Q. どちらか片方だけでも分析はできますか?

片方だけでも一定の分析はできますが、見える範囲が半分になります。アナリティクスだけでは「検索でどんな言葉から来たか」が分かりにくく、サーチコンソールだけでは「来た人がその後どう動いたか」が分かりません。どちらも無料で設置の手間も小さいので、最初から両方入れておくことをおすすめします。

Q. 2つの数字が一致しないのですが、故障でしょうか?

故障ではありません。両者は集計の仕組みも数える対象も違うため、似た指標でも数字がぴったり一致しないのが普通です。サーチコンソールは検索結果での表示やクリックを、アナリティクスはサイト内での訪問を数えています。1つ1つの数字の正確さより、「増えているか減っているか」という傾向を見るのが実用的な使い方です。

まとめ

サーチコンソールは「検索結果での見え方」、アナリティクスは「サイトに来てからの動き」を見るツールで、検索という入り口を境に役割が分かれています。サーチコンソールでどんな言葉から来たかを知り、アナリティクスでその後の動きを追えば、入り口から出口までを一本の線で見渡せます。どちらも無料なので、両方を設置しておくのが王道です。お客様の声のページが検索からどう見つけられ、来た人がどう読んでいるかも、この2つで確かめられます。

関連記事: Googleサーチコンソールとは?

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