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スプレッドシートでお客様の声を管理する方法

集まったお客様の声を、まずはスプレッドシートで管理しているお店は多いはずです。無料で、誰でも使えて、検索も並べ替えも自在——声が少ないうちは、これで十分に回ります。この記事では、後で困らないための列の設計掲載可否の管理、そして件数が増えたときの「限界の見極め方」までを解説します。


なぜ最初の「列の設計」で差がつくのか

スプレッドシート管理でいちばん後悔しやすいのは、後から列を足したくなることです。声の本文だけ溜めていくと、「これは載せていいんだっけ?」「いつもらった声?」が分からなくなり、サイトに使うときに一件ずつ確認する羽目になります。

最初にきちんと列を設計しておけば、声は「使える資産」になります。逆に設計を後回しにすると、せっかく集めた声がただのメモの山になってしまいます。難しいことはなく、必要な項目を先に決めて列に並べておくだけ。これだけで運用のしやすさが大きく変わります。

1最低限そろえたい列を決める

まずは後で必ず使う項目を列にしておきます。次の項目があれば、たいていの用途に対応できます。

  • 受付日 → いつもらった声かを管理し、古い声を見分ける
  • お名前(または表示名) → 掲載時にどう表記するか
  • 声の本文 → 実際のコメント
  • 掲載可否 → サイトに載せてよいか(可・不可・確認中)
  • 掲載媒体 → サイト・SNSなど、どこで使ったか
  • 許可の取得状況 → 掲載許可をとったかどうか

列はあとから増やすより、最初から多めに用意しておくほうが楽です。使わない列は隠しておけば邪魔になりません。

2掲載可否と許可を必ず分けて管理する

見落としやすいのが、「掲載してよいか」と「許可をとったか」は別物だということです。良い声でも、お客様に掲載の許可を得ていなければサイトには載せられません。この2つを別の列で管理しておくと、トラブルを防げます。

掲載可否の列はプルダウン(可・不可・確認中)にしておくと、目で見て状態が分かり、入力ミスも減ります。色をつけておけば、可の声だけを一目で拾えます。

3サイトへの反映フローを決めておく

スプレッドシートはあくまで声の保管場所です。実際にサイトへ載せるときは、可の列に絞り込み、使う声をコピーしてサイト側に貼り付けることになります。この一連の流れを最初に決めておくと、毎回迷わずに済みます。

ポイントは、絞り込みやフィルタ機能を活用すること。「掲載可、かつまだ載せていない声」だけを表示できるようにしておけば、どれを次に載せるかが一目で分かり、二重掲載や載せ忘れも防げます。

4手動コピペの限界と移行の目安を知る

スプレッドシート管理は手軽な反面、件数が増えると手作業が追いつかなくなります。一件ずつコピーしてサイトに貼り、星評価や写真を整える作業は、数件なら平気でも数十件・数百件となると現実的ではありません。次のような兆候が出たら、専用ツールへの移行を考える頃合いです。

  • サイトへの貼り付け作業が面倒で、声の掲載が滞り始めた
  • 星評価や写真つきで見せたいのに、手作業では整えきれない
  • 掲載可否や許可の管理が、件数が増えて追いきれなくなった

スプレッドシートは「立ち上げ期の相棒」として優秀です。役割を終えたと感じたら、無理に使い続けず、収集から掲載まで一体で扱える仕組みに切り替えると運用が楽になります。

よくある質問

Q. スプレッドシートのまま、ずっと運用し続けても問題ないですか?

件数が少なく、サイトへの掲載頻度も低いなら、十分に運用し続けられます。問題が出てくるのは、声が増えて手作業のコピペが追いつかなくなったときや、星評価・写真つきで見栄えよく見せたくなったときです。今の運用がストレスなく回っているなら、急いで乗り換える必要はありません。手間を感じ始めたら、そのときに移行を検討すれば十分です。

Q. 掲載可否の管理を、もっとミスなくやるコツはありますか?

まず「掲載可否」と「許可の取得」を別の列に分けることが基本です。そのうえで、可否の列はプルダウンと色分けにして、目で見て状態が分かるようにすると入力ミスが激減します。さらに「掲載可で、まだサイトに載せていない声」だけを絞り込めるようにしておくと、載せ忘れや二重掲載を防げます。仕組みで防げるミスは、人の注意力に頼らず仕組みで防ぐのが安全です。

まとめ

スプレッドシートでお客様の声を管理するコツは、(1)受付日・名前・本文・掲載可否・媒体・許可の列を最初に設計し、(2)掲載可否と許可を別々に管理し、(3)サイトへの反映フローを決めておき、(4)手作業が追いつかなくなったら移行を検討する——の4つです。スプレッドシートは立ち上げ期に頼れる道具ですが、件数が増えれば手作業の限界が来ます。役割を終えたと感じたら、収集から掲載まで一体の仕組みへ切り替えるのがおすすめです。

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