意図せず中身が被る重複コンテンツとは?
コピーした覚えはないのに、サイト内で似たページが増えてしまうことがあります。同じか、ほとんど同じ中身のページが複数ある状態を重複コンテンツと呼びます。意図的な盗用だけでなく、サイトの作りによって自然に発生してしまうのが厄介なところです。この記事では、重複コンテンツがなぜ問題になるのか、初心者でも起こしやすいパターン、そして正規化(canonical)という対策の考え方までを、やさしく整理して解説します。
なぜ重複コンテンツが問題になるのか
同じ内容のページが複数あると、検索エンジンはどれを検索結果に出すべきか迷います。本来1つのページに集まるはずだった評価が分散してしまい、結果としてどのページも上がりにくくなることがあります。
誤解されがちですが、重複があるだけで即座に厳しい扱いを受けるわけではありません。多くの場合は検索エンジンが代表ページを自動で選んでくれます。ただし、その選択が自分の意図と違うこともあるため、起きやすいパターンを知って先に整えておくのが安全です。
1起こりやすいパターンを知る
重複は、わざとコピーしなくても次のような形で発生します。
- アドレスの末尾が違うだけで中身は同じページ
- 印刷用ページと通常ページが別々に存在する
- 並び替えや絞り込みで似たような一覧が量産される
- 他社の説明文をそのまま貼った商品ページ
まずは「自分のサイトに同じ中身へ通じる入り口が複数ないか」を点検するところから始めましょう。
2正規化(canonical)で代表を示す
似たページが避けられないときは、どれが正規(代表)のページかを検索エンジンに伝えられます。これがcanonical(カノニカル)という指定です。代表ページのアドレスを明示しておくと、評価をそこへ集約しやすくなります。
3中身そのものをずらす
似た記事を複数書いてしまった場合、技術的な指定の前に中身を見直すのが本筋です。テーマが近い記事は、思い切って一本にまとめるか、それぞれの切り口をはっきり分けると、重複そのものが解消されます。
一本化するときは、片方を消すのではなく、内容を統合したうえで古い方から新しい方へ案内する形にすると、これまでの評価を引き継ぎやすくなります。
4独自の中身を足して差をつける
他社の説明文を流用したページや、テンプレートのまま増やしたページは、どうしても似通います。差をつける一番の近道は自分のサイトにしかない情報を足すことです。
実際に使った人の感想、自社ならではの注意点、独自の比較などは、他では手に入らない中身になります。お客様の声を集めて各ページに掲載すれば、似た構成のページでも一つひとつが個性を持ち、重複しにくくなります。Koevitaのようなツールで声をためておくと、こうした独自要素の材料を継続的に確保できます。
よくある質問
Q. 他サイトと内容が一部似てしまうのも重複コンテンツですか?
Q. canonicalを設定すれば似たページを残しても大丈夫ですか?
まとめ
重複コンテンツは、コピーの有無にかかわらずサイトの作りや運用から自然に発生します。同じ中身のページが複数あると評価が分散し、どのページも上がりにくくなることがあります。対策は、起こりやすいパターンを点検すること、避けられない重複にはcanonicalで代表ページを示すこと、似た記事は統合や切り分けで中身そのものをずらすこと、そして独自の情報を足して差をつけることの四つです。お客様の声のような他にない素材を加えれば、似た構成のページも個性を持ち、重複を防ぐ力になります。
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