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LPの「ABテスト」をやさしく解説

ランディングページを改善したいとき、「どっちの見出しが良いんだろう?」と迷うことがあります。そんなときに役立つのがABテストという方法です。この記事では、ABテストとは何か、何をどう比べるのか、判断に必要な期間や件数、そしてアクセスが少ないお店が気をつけたい点まで、初心者向けに解説します。


なぜABテストが大切なのか

ABテストとは、ページのある要素について2つの案(A案とB案)を用意し、お客様を振り分けてどちらが成果につながりやすいかを比べる方法です。たとえば見出しだけを変えた2つのページを同時に見せ、申し込みが多かったほうを採用します。

ページ改善は「これが良いはず」という思い込みで進めがちですが、実際のお客様の反応は予想を裏切ることがよくあります。ABテストは感覚ではなく実際の結果で判断できるため、自信のない変更でも安心して試せるのが大きな利点です。

12案を比べて改善する仕組みを理解する

ABテストの基本は、一度に変えるのは1要素だけという点です。見出しもボタンも写真も全部変えてしまうと、結果が良くても悪くても「どれが効いたのか」が分からなくなります。

A案を今のページ、B案を一箇所だけ変えたページとして、訪れた人をランダムに振り分けます。同じ期間に並行して見せることで、季節や曜日の影響を受けにくく、公平に比べられるのがポイントです。

2試すべき要素を選ぶ

いきなり細かい部分をいじるより、成果への影響が大きいところから試すと手応えを感じやすくなります。代表的なのは次のような要素です。

  • ファーストビューの見出し(キャッチコピー)
  • 申し込みボタンの文言や色、置く位置
  • メインの写真やイメージ
  • お客様の声を載せるかどうか、どこに置くか

最初は「見出し」か「ボタン」のどちらか一つから始めるのがおすすめです。変える箇所を絞るほど、結果の解釈もシンプルになります。

3判断に必要な期間と件数を見積もる

ABテストで気をつけたいのは、少ない件数で結論を出さないことです。数人が見ただけで「B案の勝ち」と決めてしまうと、たまたまの差を実力と勘違いしてしまいます。

目安として、それぞれの案にある程度まとまった訪問が集まり、かつ最低でも1〜2週間ほどは回してから判断しましょう。曜日によってお客様の行動は変わるため、平日と週末の両方を含む期間で見るのが安心です。

4アクセスが少ない場合の注意点を知る

訪問者が少ないお店では、A案とB案の差がなかなかはっきりしません。わずかな差を見て急いで結論を出すと、判断を誤りやすいので注意が必要です。

アクセスが少ないうちは、無理に細かなABテストを繰り返すより、見出しやボタンといった影響の大きい部分を思い切って作り替え、お客様の声で不安をやわらげるなど、効果が出やすい改善を優先するのが現実的です。テストは流入が増えてからでも遅くありません。

よくある質問

Q. ABテストはどれくらいの差が出れば「勝ち」と言えますか?

明確な数字を一律に示すのは難しく、訪問者の数によっても変わります。大切なのは、わずかな差や少ない件数で結論を急がないことです。両方の案に十分な訪問が集まり、一定の期間まわした上で、はっきりした傾向が見えたときに採用を判断しましょう。差が小さくて判断がつかないときは、無理に決めず、もっと影響の大きい要素を試すほうが前に進みます。

Q. 専用のツールがないとABテストはできませんか?

専用ツールがあると振り分けや集計が楽になりますが、必須ではありません。アクセスの少ないお店なら、期間を区切ってA案とB案を入れ替えながら反応を見る簡易的なやり方でも、おおよその傾向はつかめます。ただし期間で区切る方法は季節や曜日の影響を受けやすいので、結果は慎重に解釈してください。まずは身近な範囲で、影響の大きい要素から試すのがおすすめです。

まとめ

ABテストは、2つの案を比べて成果の出るほうを選ぶ、感覚に頼らない改善方法です。コツは(1)一度に変えるのは1要素だけ、(2)見出しやボタンなど影響の大きい部分から試す、(3)少ない件数や短い期間で結論を急がない、(4)アクセスが少ないうちは思い切った作り替えを優先する——の4つ。実際のお客様の反応をよりどころにして、一歩ずつページを良くしていきましょう。

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