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はじめての「LPO(ランディングページ最適化)」入門

せっかく広告やSNSからお客様を集めても、たどり着いたページが分かりにくければ、申し込みや問い合わせにはつながりません。そこで登場するのがLPO(ランディングページ最適化)という考え方です。この記事では、LPOとは何か、SEOやEFOとの違い、そして初心者でも進められる改善の手順を、専門用語をかみくだいて解説します。


なぜLPOを知っておくべきか

LPOとは「ランディングページ最適化(Landing Page Optimization)」の略で、お客様が最初にたどり着くページを改善し、申し込み・問い合わせ・購入といった行動につながる割合を高めていく取り組みのことです。アクセスを増やす施策とは別に、来てくれた人を逃さない工夫、と考えると分かりやすいでしょう。

どれだけ広告費をかけてアクセスを集めても、ページの作りが悪ければお客様は離れてしまいます。同じアクセス数でも成果が変わるのがLPOの面白いところで、広告費を増やさずに成果を伸ばせる可能性があるため、小さなお店や個人事業でも取り組む価値があります。

1SEO・EFOとの違いを押さえる

似た言葉が多くて混乱しがちですが、役割で整理すると分かりやすくなります。LPOはあくまで「来てくれた人を行動につなげる」部分を担当します。

  • SEO —— 検索からの流入を増やす(ページに来てもらうまで)
  • LPO —— 来た人を申し込みや問い合わせへ導く(ページの中身)
  • EFO —— 入力フォームを使いやすくして離脱を防ぐ(最後のひと押し)

つまりSEOで人を集め、LPOで行動を促し、EFOで取りこぼしを減らす——この三つは競合するものではなく、流れの中で役割分担をしていると理解しましょう。

2改善の進め方を知る

LPOは思いつきで色を変えたり文言を足したりするものではありません。基本は「現状を見る → 仮説を立てる → 試す → 効果を確かめる」のくり返しです。一度に全部を変えると、何が良かったのか悪かったのか分からなくなるため、変更は少しずつ進めます。

まずはアクセス解析やヒートマップで、お客様がどこで離れているかを把握します。そのうえで「ここが原因かもしれない」と当たりをつけ、一箇所だけ直して様子を見る。地味ですが、この積み重ねが成果につながります。

3仮説の立て方を覚える

良い改善は良い仮説から生まれます。「なんとなく古いから」ではなく、お客様の気持ちを言葉にして仮説を組み立てるのがコツです。

「ファーストビューに価格が見当たらないから不安で離れているのでは?」のように、原因と打ち手をセットで言葉にしてみましょう。仮説がはっきりしていれば、試した結果が良くても悪くても次の一手が見えてきます。

4まず手をつける箇所を決める

すべてを一度に直すのは現実的ではありません。効果が出やすく、最初に見直したいのはページを開いて最初に目に入る「ファーストビュー」です。ここで「自分に関係ある」「役に立ちそう」と感じてもらえないと、その先は読まれません。

見出しのひと言、メインの写真、申し込みボタンの位置と文言。この三つは成果への影響が大きい割に直しやすい部分です。お客様の声を載せておくのも、はじめての人の不安をやわらげる定番の打ち手です。

よくある質問

Q. LPOとSEOは、どちらを先にやるべきですか?

どちらが先というより役割が違います。SEOは検索からお客様を呼び込む施策、LPOは来てくれたお客様を行動につなげる施策です。ただ、まったくアクセスがない段階では効果を測りにくいので、ある程度の人が訪れるページから手をつけると、改善の手応えを感じやすくなります。すでに広告などで流入があるなら、LPOで取りこぼしを減らすほうが先に成果が見えることもあります。

Q. 専門の知識がなくてもLPOはできますか?

基本的な考え方さえ押さえれば、初心者でも始められます。難しいツールを使いこなす前に、まずは「お客様の立場でページを見直す」だけでも十分に改善点は見つかります。見出しは分かりやすいか、何をすればいいか迷わないか、不安をやわらげる材料(お客様の声など)があるか。こうした視点で一つずつ直していくのが、無理のない第一歩です。

まとめ

LPOは、来てくれたお客様を申し込みや問い合わせにつなげるための地道な改善活動です。SEOで集め、LPOで導き、EFOで取りこぼしを防ぐ——役割を理解したうえで、現状を見て仮説を立て、一箇所ずつ試して確かめる。まずはファーストビューの見出し・写真・ボタンから手をつけ、お客様の声で不安をやわらげる。広告費を増やさずに成果を伸ばせるのがLPOの強みです。

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