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LPの「コピーライティング」基礎の考え方

LP(ランディングページ)の成果を分けるのは、デザインよりも「どんな言葉で読み手に語りかけるか」です。とはいえ、コピーライティングと聞くと難しそうに感じる方も多いはず。この記事では、専門用語をできるだけ使わず、初心者が最初に押さえたい「読み手の悩みから書き始める」「ベネフィットを伝える」「証拠で裏づける」「行動を促す」という流れを、書き換え例つきで解説します。


なぜLPに「コピーライティング」が大切か

LPに来た読み手は、最初の数秒で「自分に関係あるか」を判断し、関係なさそうなら静かに離脱します。きれいなデザインでも、言葉が読み手の頭の中にある悩みとずれていれば、その先は読まれません。コピーライティングは、この「最初の数秒」と「最後のひと押し」を言葉でつくる技術です。

大事なのは、上手い言い回しを並べることではなく、読み手の気持ちの順番に沿って言葉を置くこと。「いまの困りごと」から入り、「それが解決した未来」を見せ、「本当に解決できる証拠」を添えて、「次に何をすればいいか」を示す——この流れができていれば、飾らない言葉でも十分に伝わります。

1読み手の悩みから書き始める

いきなり自社の説明を始めるのではなく、読み手がいま抱えている悩みを言葉にするところから始めます。自分の心配ごとがそのまま書いてあると、読み手は「これは私のための話だ」と感じて読み進めてくれます。

たとえば「高品質なサービスを提供しています」と書く代わりに、「アンケートを配っても、なかなか回答が集まらない——そんなお悩みはありませんか?」と問いかける。前者は自分語り、後者は読み手語りです。書き出す前に、読み手のひとことのつぶやきを思い浮かべてみましょう。

2機能ではなくベネフィットを伝える

読み手が知りたいのは「その機能で自分の生活がどう良くなるか」です。機能(スペック)をそのまま並べるのではなく、それによって手に入る未来(ベネフィット)に言い換えます。

  • 機能「QRコードで回答フォームを表示」 → ベネフィット「紙の手間ゼロで、その場でお客様の声が集まる」
  • 機能「自動でグラフ化」 → ベネフィット「集計に追われず、結果を見てすぐ動ける」
  • 機能「日本語の入力画面」 → ベネフィット「年配のお客様も迷わず最後まで書ける」
迷ったら、機能を書いたあとに心の中で「だから何?」と三回問いかけてみてください。三回目の答えが、読み手の本当に欲しいベネフィットに近づいています。

3証拠で裏づけて信頼を得る

良いことを書くほど、読み手は「本当に?」と身構えます。そこで効くのが主張を裏づける証拠です。お客様の声、導入事例、ビフォーアフターの具体的な数字など、第三者の言葉ほど信頼されます。

「使いやすいです」と自分で言うより、「これなら続けられると思いました、というお客様の声をいただいています」と紹介するほうが、読み手の警戒はやわらぎます。実際に集まったお客様の声をLPに載せることは、コピーライティングそのものを強くする一番手軽な方法です。

4書く前に「読者」と「目的」を整理する

実は、上手な言葉選びより先にやるべきは準備です。誰に読んでほしいのか、読み終えたあと何をしてほしいのかを一枚のメモにしておくと、全体の言葉がぶれなくなります。

そして最後に必ず「行動を促す一文」を置きます。「気になった方は、まず無料で試してみてください」のように、次の一歩を具体的に示すこと。良いコピーは読ませて終わりではなく、読み手の手を次のボタンまで導いてあげるところまでが仕事です。

よくある質問

Q. 文章が苦手でも、コピーライティングはできますか?

できます。コピーライティングは、美しい文章を書く技術ではなく、読み手の気持ちの順番に言葉を並べる技術だからです。難しい言い回しはむしろ逆効果で、友人に話しかけるくらいの普通の言葉のほうが伝わります。まずは「読み手の悩み」「手に入る未来」「証拠」「次の一歩」の四つを箇条書きにして、それを文にしてみるだけで形になります。最初から名文を狙わず、伝わる順番を守ることを優先してください。

Q. どこから書き始めればいいか分かりません。

最初に書くべきは本文ではなく、「誰に向けて書くのか」というメモです。年齢や立場、いま困っていることを一人の具体的な人物として思い浮かべると、不思議と言葉が出てきます。そのうえで、読み手の悩みを書いた一文をページの冒頭に置いてみましょう。出だしさえ読み手目線で書ければ、あとはベネフィット、証拠、行動の順に肉づけしていくだけです。

まとめ

LPのコピーライティングの基礎は、(1)読み手の悩みから書き始め、(2)機能ではなくベネフィットを伝え、(3)証拠で裏づけ、(4)書く前に読者と目的を整理して最後に行動を促す——この流れに沿うことです。上手い言葉より、読み手の気持ちの順番が大切。飾らない普通の言葉でも、この順番を守れば十分に伝わるLPになります。まずはお客様の声という「証拠」を一つ集めるところから始めてみてください。

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