基礎知識

ランディングページの「CTA(行動喚起)」とは?

せっかく作ったランディングページなのに、読まれているのに「申し込み」や「問い合わせ」につながらない——その原因の多くは、CTA(行動喚起)のつくり方にあります。CTAとは、ページを見た人に次の行動を促すボタンやリンクのこと。この記事では、初心者の方に向けて、CTAの基本と「クリックされるボタン」の作り方を、具体例を交えてやさしく解説します。


なぜCTAを知っておくべきか

CTAは「Call To Action」の略で、日本語では行動喚起と訳されます。「お申し込みはこちら」「無料で資料をもらう」といった、訪問者に取ってほしい行動へ導くボタンやリンクのことを指します。どんなに良い商品説明やお客様の声を並べても、最後に行動への入り口がなければ、人は静かにページを閉じてしまいます。

逆にいえば、CTAはページの成果を左右する“最後のひと押し”です。文言・色・大きさ・置く位置を少し見直すだけで、同じページでも反応が変わることは珍しくありません。だからこそ、ページ作りの初心者がまず押さえておきたいのがCTAの考え方なのです。

1文言は「得られること」を具体的に書く

ボタンの言葉が「送信」「登録」だけだと、押した先で何が起こるのか分からず、人は手を止めます。クリックの先で得られることを、短く具体的に伝えましょう。

  • 「送信」→「30秒で無料登録する」
  • 「資料請求」→「事例つき資料を受け取る」
  • 「申し込み」→「まずは無料で相談してみる」

動詞を主語にして、「自分が何をするか」がイメージできる言葉にするのがコツです。

2色は周りと差をつけて“目立たせる”

CTAボタンは、ページの中で一番目立つ存在であるべきです。背景や他の要素と似た色だと埋もれてしまい、せっかくの入り口を見落とされます。本文や周囲で使っていない、はっきり目に飛び込む色を選びましょう。

ただし色を増やしすぎると、どこを押せばいいのか分からなくなります。「行動してほしいボタン=この色」と決め、ページ全体で一貫させると、訪問者は迷わず進めます。

3大きさと位置で「押しやすさ」を作る

ボタンは、スマホでも指で押しやすいだけの大きさを確保します。小さすぎる、文字とリンクの区別がつかない、といったボタンは機会を逃します。配置は、最初の画面(ファーストビュー)と、ページの最後の2か所が基本です。

長いページなら、途中の説得力が増す箇所——お客様の声の直後や、料金の説明のあと——にもCTAを置くと、「読んで納得した、その勢いのまま」行動してもらえます。

4複数CTAは“行き先を1つ”にまとめる

ページの中にCTAを複数置くのは効果的ですが、行き先(ゴール)はできるだけ1つにそろえるのが鉄則です。「申し込み」「資料請求」「LINE登録」と選択肢が並ぶと、人は迷い、結局どれも選ばないことがあります。

まずは最も取ってほしい行動を1つ決め、すべてのCTAをそこへ向けましょう。ボタンが何個あっても押した先が同じなら、訪問者は迷わず行動できます。

よくある質問

Q. CTAボタンはページに何個まで置いていいですか?

個数に決まった上限はありません。短いページなら最初と最後の2か所、縦に長いページなら途中にもう1、2か所——というのが目安です。大切なのは数より中身で、行き先(ゴール)が同じであれば、複数置いても訪問者を迷わせません。逆に短いページにいくつも並べると押しつけがましく感じられることがあるので、ページの長さに合わせて調整してください。

Q. クリックされない原因は文言と色のどちらが大きいですか?

どちらも影響しますが、まず見直したいのは文言です。「送信」のように行動の結果が見えない言葉だと、色をどう変えても押す理由が生まれにくいからです。次に、ボタンが背景に埋もれていないか色とコントラストを確認します。文言で「押す理由」を作り、色と大きさで「押しやすさ」を作る——この順番で整えると、無理なく改善できます。

まとめ

CTA(行動喚起)は、ランディングページの成果を決める最後のひと押しです。ポイントは、(1)文言は得られることを具体的に書き、(2)色は周りと差をつけて目立たせ、(3)大きさと位置で押しやすくし、(4)複数置くなら行き先を1つにまとめる——の4つ。難しい技術はいりません。「押したら何が起こるか」が一目で分かるボタンを用意するだけで、同じページの反応はぐっと変わります。

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