基礎知識

長い?短い?——LPの文字数・長さはどのくらいが正解?

LP(ランディングページ)を作るとき、「どのくらいの長さにすればいいのか」で迷う人は多いものです。短すぎると情報が足りず、長すぎると読まれない——どちらも不安になります。実は、最適な長さは商材や価格によって変わるため、文字数の正解を一つに決めることはできません。この記事では、長さを判断する考え方と、離脱させずに読ませる構成のコツを初心者向けに解説します。


なぜ「正解の文字数」は決まらないのか

「LPは何文字がいい」という決まりを探したくなりますが、答えは「人が申し込みを決めるのに必要なだけ」です。必要な情報の量は商品によって違うため、文字数だけを目標にしても意味がありません。

たとえば、誰もが知っている安い商品なら、長い説明はかえって邪魔になります。一方、高額だったり初めて聞くサービスだったりすると、不安を解くための説明が必要で、自然と長くなります。長さは結果であって、最初に決める目標ではない、と考えるのが出発点です。

1商材と価格で目安をつかむ

長さの方向性は、商品の性質である程度見当がつきます。

  • 安い・よく知られた商品 → 短め。要点だけ伝える
  • 高額・初めて聞くサービス → 長め。不安を一つずつ解く
  • 無料の資料請求や登録 → 短め。ハードルが低いので簡潔に

まずは自分の商品がどこに当てはまるかを考えましょう。判断に迷うほど高額だったり説明が要ったりするなら、長めに振っておくほうが安全です。

2読者の疑問の数で決める

より実用的なのは、文字数ではなく「読者の頭に浮かぶ疑問の数」で長さを測る方法です。

「いくらするの?」「自分にも効果があるの?」「怪しくない?」「やめたいときどうするの?」——こうした疑問を書き出し、その答えをすべて載せれば、それがちょうどよい長さです。疑問が多い商材は長くなり、少なければ短くなる。文字数の悩みは、疑問の棚卸しに置き換えると解けます。

3長くても離脱させない工夫をする

必要があって長くなったLPでも、読み手が途中で疲れて離れては意味がありません。大切なのは「長さを感じさせない見せ方」です。

見出しで区切って流し読みできるようにする、文章を短く改行する、図やお客様の声を挟んで単調さを避ける、要点を先に書く——こうした工夫で、長くてもするする読めるLPになります。すべてを読まなくても要点が拾える構成にしておけば、長さは弱点になりません。

4短いLPは情報の抜けを点検する

逆に短くまとめたつもりが、申し込みの判断材料が足りていないこともあります。

すっきり見えても、価格や利用条件、安心材料が抜けていれば、読者は不安なまま離れてしまいます。短いLPほど、一つひとつのブロックが役割を果たしているかを点検しましょう。お客様の声を一言添えるだけでも、限られた文章量のなかで信頼を補える効果的な一手になります。

よくある質問

Q. 長いLPと短いLP、どちらが成果が出ますか?

どちらが優れているという一律の答えはなく、商材と読者によります。高額で説明が必要な商品は長いLPのほうが不安を解けて成果につながりやすく、すでに知られた手頃な商品は短いLPのほうがテンポよく申し込まれます。大切なのは長さそのものではなく、読者が決断するのに必要な情報が過不足なく載っているか。迷うなら、まず疑問を書き出して必要量を見極めましょう。

Q. どのくらいで離脱されているか、どう確かめればいいですか?

計測ツールを使うと、ページのどこまで読まれて、どこで離脱が増えるかが分かります。多くのアクセス解析ツールにはスクロールの到達状況を見る機能があり、特定のブロックで急に読者が減っていれば、そこに離脱の原因が潜んでいます。長さを闇雲に削るのではなく、実際に脱落が起きている箇所を特定して、その前後を直すのが効率的です。

まとめ

LPの最適な長さは、文字数では決まりません。読者が申し込みを決めるのに必要なだけの情報量が正解で、それは商材や価格によって変わります。高額で説明が要る商品は長く、知られた手頃な商品は短く——方向性は商品の性質でつかめます。実用的なのは、読者の疑問を書き出してその答えを載せる方法です。長くなっても見出しや改行で離脱を防ぎ、短いLPは情報の抜けを点検する。お客様の声は、どんな長さでも信頼を補う効果的な要素です。

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