広告費のムダを減らす「除外キーワード」とは?
リスティング広告で「クリックは増えているのに申し込みにつながらない」とき、原因のひとつが狙っていない検索にまで広告が出ていることです。これを防ぐのが除外キーワードです。「この言葉が含まれる検索には広告を出さない」と指定しておくことで、見込みの薄いクリックを減らし、限られた予算を本当に来てほしい人に回せます。この記事では、除外キーワードの意味と設定の考え方、見つけ方、注意点を初心者向けにやさしく解説します。
なぜ除外キーワードが必要なのか
広告のキーワードは、設定によっては関連する幅広い検索にも反応します。便利な反面、自社とは目的の違う検索にまで広告が出てしまうことがあります。たとえば有料サービスを売りたいのに「無料」「やり方」で調べる人にも表示されると、クリックされても成果にはつながりにくく、広告費だけが減っていきます。
除外キーワードは、こうしたズレた検索を配信対象から外すための「引き算」の設定です。何を見せるかと同じくらい、何を見せないかを決めることが、費用対効果を左右します。
1検索語句のデータを見る
除外の出発点は、実際にどんな検索で広告が出てクリックされたかを知ることです。これを検索語句のデータで確認します。
- クリックはあるのに成果がゼロの検索語句
- 明らかに目的の違う言葉が混じっている検索語句
- 想定していなかった用途や地域の検索語句
推測だけで除外を決めるより、実データを見て「これはムダ」と判断したものから外すほうが、的外れになりにくくなります。
2外すべき言葉のパターンを整理する
ムダになりやすい検索には、よくあるパターンがあります。自社に当てはまるものを洗い出しておきましょう。
- 無料を探す検索: 「無料」「フリー」など(有料商材の場合)
- 自分でやる目的の検索: 「やり方」「自作」「方法」など
- 求人や転職目的の検索: 「求人」「採用」「バイト」など
- 対応していない地域や対象を含む検索
これらはあくまで一般例です。自社の商材に照らして、来てほしくない人が使いそうな言葉を具体的に挙げていくのがコツです。
3除外のマッチタイプと範囲を決める
除外キーワードにも、どこまで広く外すかを決めるマッチタイプがあります。
特定の言い回しだけをピンポイントで外したいのか、その言葉を含む検索を広く外したいのかで指定を変えます。広く外しすぎると、来てほしい検索まで巻き込んでしまうおそれがあるため、最初は狭めに設定し、データを見ながら広げていくのが安全です。
4定期的に見直して育てる
除外キーワードは一度設定して終わりではありません。検索の傾向は時期や流行で変わるため、放置すると新たなムダが生まれます。
定期的に検索語句のデータを見て、新しく出てきたムダな検索を追加していきましょう。逆に、外したことで成果まで減っていないかも確認します。こうして除外リストを育てていくと、同じ予算でも来てほしい人に届く割合が高まり、結果として成果につながるクリックの密度が上がっていきます。
よくある質問
Q. 除外キーワードを入れすぎると逆効果になりませんか?
Q. どのくらいの頻度で見直せばいいですか?
まとめ
除外キーワードは、狙っていない検索への表示を防ぎ、広告費のムダを減らす「引き算」の設定です。まず検索語句のデータを見て、成果につながらない言葉や目的の違う検索を洗い出し、無料・やり方・求人などムダになりやすいパターンを整理します。除外のマッチタイプは狭めから始め、設定する範囲も使い分けるのがコツ。検索の傾向は変わるため定期的に見直して育てることで、同じ予算でも来てほしい人に届く割合が高まります。
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