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チラシ・店頭POP・パンフにお客様の声を載せる方法

お客様の声は、ホームページやSNSだけのものではありません。ポスティングするチラシ、レジ横の店頭POP、サービス紹介のパンフレット——「紙」に載せた声も、しっかり背中を押してくれます。とくに地域密着や来店型のビジネスでは、その場で目に入る一言が「ここにしよう」の決め手になることが少なくありません。この記事では、紙にお客様の声を載せる効果と、目を引く声の選び方・見せ方、掲載許可の取り方、そしてQRコードで紙とWebをつなぐ工夫までをまとめて解説します。


紙にお客様の声を載せる効果

Web全盛の時代でも、紙には紙にしかできない役割があります。チラシやPOP、パンフにお客様の声を載せると、次のような効果が期待できます。

  • その場で見て安心できる——手に取ったチラシや店頭POPは、スマホで検索する手間なくその瞬間に目に入ります。「行ってよかった」の一言が、検討中のお客様の不安をその場でやわらげます。
  • Webを見ない層にも届く——ポスティングや店頭で配る紙は、ふだんネットで店を探さない層にも届きます。クチコミサイトを開かないお客様にこそ、紙の声が効きます。
  • 手書き風で温かみが出る——お客様の言葉を手書き風のフォントや似顔絵とあわせて載せると、整いすぎた広告にはない人の気配が生まれ、親しみやすさにつながります。

1見出しになる「目を引く一言」を抜き出す

紙はじっくり読まれません。長い感想をそのまま載せても、ほとんど読み飛ばされてしまいます。まずは、いただいた声の中からひと目で伝わる短い一言を抜き出しましょう。「子連れでも気兼ねなく過ごせました」「悩みがその場で解決しました」のように、20〜30文字で情景が浮かぶ言葉が理想です。

抜き出した一言は、見出しのように大きく見せます。残りの感想は、その下に小さく添える程度で十分。読み手は見出しで興味を持ち、必要なら細部を読む——という流れをつくります。

2名前・年代・★・写真や似顔絵で実在感を添える

声の説得力は「誰が言ったか」が見えるかで大きく変わります。次の要素を添えると、ぐっと本物らしくなります。

  • お名前(イニシャルやニックネームでもOK)
  • 年代・性別・地域など、属性のヒント
  • ★5つなどの評価マーク
  • お客様の写真、または手描きの似顔絵イラスト
顔写真にハードルがある場合は、似顔絵やシルエットでも実在感は十分出せます。「○○市・40代・Y.Tさん」のように属性を添えるだけでも、匿名の感想とはまったく印象が変わります。

3載せる場所ごとに見せ方を変える

同じ声でも、載せる紙によって最適な見せ方は違います。

  • チラシ:短い声を3〜4件、カード状に並べる。年代やシーンが違う声をそろえると、いろいろな読み手が「自分ごと」にできます。
  • 店頭POP:1件をどんと大きく。レジ横や入口など、足を止める一瞬で読み切れるよう、一言+名前+★に絞ります。
  • パンフレット:スペースに余裕があるので、写真つきの「導入事例」風に。きっかけ→利用後の変化まで、少し長めのストーリーで見せられます。

4掲載の許可を必ず取る

Webでもチラシでも、お客様の声を載せるときは本人の同意が必須です。「掲載してよいか」「お名前の表示はどこまでか(実名/イニシャル/匿名)」「顔写真を使ってよいか」を、声を集める段階で確認しておきましょう。回答フォームにチェック項目を用意しておけば、許可を得た分だけ安心して紙に使えます。

紙とWebをQRでつなぐ

紙の弱点は「載せられる声の数に限りがある」「一度刷ったら増やせない」こと。そこで効くのがQRコードです。紙に「もっと見る」QRを添えて、Web上のお客様の声ページ(いわゆる声の一覧ウォール)へ飛ばせば、紙では載せきれなかったたくさんの声をそのまま見てもらえます。気になった人だけが、自分で詳しい声を確かめにいけるわけです。

逆向きの使い方も有効です。紙を見たお客様が自分の声を書き込める回答フォームのQRを添えておけば、来店した人がその場で感想を残してくれます。集まった新しい声はWeb側のページに自動で増えていくので、QRの行き先(Webページ)は刷り直さなくても中身が更新され続けます。紙は刷った時点で固定でも、つないだ先のWebは育っていく——この組み合わせが紙の限界を補ってくれます。

QRは「読み取ったら何が見られるか」を一言添えると読み取り率が上がります。「お客様の声をもっと見る →」「30秒で感想を送る →」のように、その先の体験を書いておきましょう。

紙だからこそ気をつけたいこと

紙はWebと違い、一度印刷すると後から直せません。だからこそ、載せる中身には特に慎重さが求められます。

ねつ造や「盛った」声は厳禁です。実際にいただいていない感想を創作したり、評価を実際より高く書き換えたりするのは景表法(優良誤認)にも触れかねません。紙は修正が利かないぶん、不信を招いたときのダメージも大きくなります。また、許可を得ていない顔写真・実名の掲載もNG。必ず本人の同意の範囲内で使いましょう。

店頭POPに載せる声の構成例

レジ横・入口に置く店頭POP(1件を大きく)
★★★★★

「はじめてでも、ていねいに教えてもらえて
 不安がスッと消えました」

― ○○市・30代・Y.Mさん

────────────
ほかのお客様の声をもっと見る →
[ QRコード ]

よくある質問

Q. Webに載せた声を、そのままチラシやPOPに転用していい?

基本的には可能ですが、掲載許可の範囲を確認してください。Web掲載だけ同意をもらっていて、紙への転用は想定していなかった、というケースがあります。声を集める段階で「掲載先を限定しない(Web・印刷物など)」ことに同意をもらっておくと安心です。実名や顔写真を使う場合は、特に媒体ごとの同意をていねいに確認しましょう。

Q. どのくらいの数の声を紙に載せればいい?

紙は読み込まれにくいので、数より「選び方」が大事です。チラシなら3〜4件、店頭POPなら1件に絞り、いちばん刺さる一言を大きく見せましょう。たくさんの声を見てほしいときは、紙にQRコードを添えてWebの一覧ページへ誘導するのがおすすめです。紙では厳選した数件、Webでは全件——という役割分担が効きます。

まとめ

お客様の声は、紙に載せてもしっかり効きます。チラシ・店頭POP・パンフは、その場で目に入り、Webを見ない層にも届くのが強み。見出しになる短い一言を抜き出し、名前や★・似顔絵で実在感を添え、媒体ごとに見せ方を変えるのがコツです。掲載許可は必ず取り、ねつ造や許可なき顔写真は厳禁。そして紙にQRを添えてWebのお客様の声ページや回答フォームへつなげば、刷り直さなくても声は増え続けます。紙とWebの良いとこ取りで、お客様の「ここにしよう」を後押ししましょう。

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