「AIDAの法則」で読み手を行動へ導く
ランディングページ(LP)の役割は、初めて訪れた人に最後まで読んでもらい、申込や問い合わせという行動を起こしてもらうことです。その「気持ちの流れ」を整理した古典的な型がAIDAの法則です。Attention(注目)・Interest(興味)・Desire(欲求)・Action(行動)の頭文字をとったもので、人が何かを買うまでの心の動きをそのまま4段階にしています。この記事では、各ステップの意味とLP構成への当てはめ方を、例つきで解説します。
なぜAIDAの法則が大切なのか
人は、まったく知らないものをいきなり申し込んだりはしません。目を留め、興味を持ち、欲しいと感じ、ようやく行動する——この階段を一段ずつ上がっていきます。AIDAは、その自然な順番を言葉にしてくれる地図のようなものです。
LPがうまくいかないとき、多くは段を飛ばしています。注目を集める前に説明を始めたり、興味も持たれていないのに申込を迫ったり。AIDAに沿って各段を丁寧に作れば、読み手は無理なく次の段へ進めます。型を知っていれば「いまどの段が弱いのか」を見つけやすくなるのも、大きな利点です。
1A — Attention(注目)で目を留めてもらう
最初の段は、数秒で「お、なんだろう」と思ってもらうことです。LPで言えばファーストビューの見出しがこれにあたります。読み手の悩みや得られる結果を、ひと目で分かる短い言葉で示しましょう。
「お客様の声、もう手書きで集めていませんか」のように、相手の状況をズバリ言い当てる見出しは目を引きます。ここで止めてもらえなければ、その先は読まれません。最初の一行に一番の力を注ぐのがコツです。
2I — Interest(興味)で読み進めてもらう
目を留めてもらえたら、次は「もっと知りたい」と感じてもらう段です。読み手の悩みに共感を示したり、解決のヒントを少しだけ見せたりして、続きを読む理由を作ります。
- 読み手が「あるある」とうなずく具体的な場面を描く
- 解決できることをひとことで予告する
- むずかしい専門用語を避け、自分ごととして読めるようにする
3D — Desire(欲求)で「欲しい」を育てる
興味の次は、「これが欲しい」「これなら解決できそう」と思ってもらう段です。ここで商品やサービスの中身、得られる結果、使った人の声などを見せて、読み手の中の欲求を育てます。
機能を並べるより、「導入したらどう変わるか」を見せると欲求は高まります。お客様の声や具体的な事例は、この段でとても効きます。「自分にもできそう」「自分の場合もこうなりそう」と未来を想像してもらうのが目標です。
4A — Action(行動)で背中を押す
最後は、実際に申込や問い合わせをしてもらう段です。欲しい気持ちが高まっていても、ボタンが分かりにくかったり、何をすればいいか曖昧だと、人はそこで止まってしまいます。
「無料で試す」「30秒で登録」のように、次の一歩を具体的かつ簡単に示しましょう。AIDAをLPの上から下へ当てはめると、見出し(A)→共感(I)→サービスと声(D)→申込ボタン(A)という、迷いの少ない自然な流れができあがります。
よくある質問
Q. AIDAとPASの法則は、どう使い分ければいいですか?
Q. Desire(欲求)の段で、お客様の声は本当に役立ちますか?
まとめ
AIDAの法則は、(1)Attentionで目を留めてもらい、(2)Interestで読み進めてもらい、(3)Desireで欲しい気持ちを育て、(4)Actionで申込の背中を押す——という4段階の流れです。人が何かを買うまでの自然な心の動きをなぞっているので、LPの骨組みを考えるときの地図として使えます。うまくいかないときは、どの段が弱いのかをAIDAで点検してみてください。
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