基礎知識

「サンクスページ」の役割と作り方の基本

申込フォームを送信した直後に表示される「ありがとうございました」のページ——これがサンクスページ(完了ページ)です。地味に見えて、じつは効果計測や次の行動につなげるための重要な役割を持っています。この記事では、サンクスページとは何か、その役割と作り方の基本、そして見過ごされがちな活用アイデアまで、初心者向けにやさしく解説します。


なぜサンクスページが大切か

サンクスページとは、申込や購入、問い合わせなどが完了したときに表示する「完了をお知らせするページ」のことです。お客様にとっては「ちゃんと送信できた」という安心の合図になり、これが無いと「本当に届いたのかな?」と不安にさせてしまいます。

ただ、サンクスページの価値はそれだけではありません。じつはここは、お客様がもっとも前向きな気持ちになっている貴重な瞬間です。申込を終えてホッとし、これからに期待しているこのタイミングは、次の行動を案内したり、効果を計測したりするのに絶好の場所。「お礼を伝えて終わり」にしてしまうのは、とてももったいないのです。

1完了をはっきり伝えて安心してもらう

まず一番の役割は、お客様に「申込が無事に完了した」とはっきり伝えることです。送信したのに何も変わらない画面のままだと、不安から二重に送信してしまったり、不信感を持たれたりします。

「お申込ありがとうございました」とひと言伝え、続けて「このあとどうなるか」を具体的に書きましょう。たとえば「確認メールをお送りしました」「3営業日以内に担当者からご連絡します」のように、次に何が起きるかが分かれば、お客様は安心して待てます。

2次の行動への導線を用意する

サンクスページは、お客様が前向きな今だからこそ次の一歩をそっと案内する場所として使えます。完了して終わり、ではなく、自然な次の行動を一つ示してあげましょう。

  • 役立つ資料や使い方ガイドのページを案内する
  • 公式SNSやメルマガの登録をすすめる
  • 関連するサービスや人気の記事を紹介する

ただし、あれもこれもと欲張ると逆効果です。一番つなげたい行動を一つに絞り、押しつけがましくならない形で添えるのがコツです。

3計測タグを置いて成果を数える

サンクスページは「申込が完了した人だけがたどり着くページ」です。この性質を使うと、何件の申込があったかを正確に数えることができます。

このページに計測用のタグ(アクセス解析や広告のコードなど)を設置しておけば、「サンクスページが何回表示されたか=申込が何件あったか」が分かります。広告を出している場合は、どの広告経由で申込まで進んだかも追えるようになります。設定は一度きりですが、その後の効果測定の土台になる大切な一手です。

Koevitaのようなツールで回答フォームを作ると、送信後の完了画面が標準で用意され、何件集まったかをそのまま管理画面で確認できます。まずはここで件数を把握するところから始めましょう。

4一歩進んだ活用アイデアを取り入れる

慣れてきたら、サンクスページをお客様との関係づくりの場としても活用できます。前向きな気持ちの瞬間だからこそ、丁寧なひと工夫が効きます。

たとえば、申込のお礼に使えるクーポンや特典を表示する、「お友達にも紹介してください」と共有を促す、簡単なアンケートで申込の決め手を聞く——といった使い方です。特に「なぜ申し込んでくれたか」を一問だけ聞いておくと、お客様に刺さるポイントが分かり、その後のLP改善にも役立ちます。

よくある質問

Q. サンクスページは必ず用意しないといけませんか?

必須ではありませんが、用意することを強くおすすめします。完了の合図がないとお客様を不安にさせ、二重送信や問い合わせの原因になります。さらに、申込件数を計測したり次の行動を案内したりする場としても役立つため、無いのはもったいないです。フォーム作成ツールの多くは送信後の完了画面を標準で備えているので、まずはそこに一言お礼と「このあとの流れ」を書き加えるだけでも十分です。

Q. サンクスページにはどこまで情報を載せるべきですか?

基本は「お礼」と「このあと何が起きるか」の2つを必ず載せます。その上で、次につなげたい行動が一つあれば添える、という順番がおすすめです。あれこれ詰め込むと、せっかく完了して安心したお客様を混乱させてしまいます。主役はあくまで完了の安心感。追加の案内は一つに絞り、シンプルで分かりやすいページに保つことが、結果的に次の行動にもつながります。

まとめ

サンクスページ(完了ページ)は、申込直後に表示する「ありがとう」のページですが、役割はそれだけではありません。(1)完了をはっきり伝えて安心してもらい、(2)次の行動への導線を一つ用意し、(3)計測タグを置いて成果を数え、(4)特典やアンケートなど一歩進んだ活用を取り入れる——この4つを押さえれば、見過ごされがちなページが、お客様との関係を深め成果を測る頼もしい味方になります。お礼で終わらせず、ぜひ活かしてみてください。

関連記事: CTA(行動喚起)とは?

関連記事